兵庫県南庁舎(現兵庫県公館)創建当初の概要
兵庫県建築部営繕課「兵庫縣旧本庁舎の沿革」より抜粋
元の設計者 | 工学博士 山口半六(1858〜1900) |
建設時期 | 起工 明治32年1月8日 竣工 明治35年5月24日 |
規模 | |
敷地面積
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当初2740坪
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建築面積
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当初702坪
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延床面積
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1868坪
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軒高
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41.8尺(約12.7m) |
構造・材料 | 煉瓦造一部組石造 地下1階地上2階建 |
基礎
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松杭打 コンクリート造
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壁体
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煉瓦造 一部徳山産花崗岩、煉瓦泉州及び赤穂産煉 |
小屋組、床組
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木造
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屋根
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石盤(天然スレート陸前産)葺、一部銅板葺
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様式
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近世フランス式ルネッサンス
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改造後の概要
改造意匠設計 | 兵庫県建築部営繕課 |
改造構造設計 | (株)能勢建築構造研究所 |
構造・材料 | 煉瓦壁内部を壁式鉄筋コンクリート造で補強 |
解体前の全景:後方の玄関上部は、寄棟屋根形状が改造後には元の曲面マンサード形状に戻されている。
改造後の正面入り口付近:屋根が曲面マンサード状になっている。
解体中:外部から壁体を支える足場が不可能なため、内部で支持させた。
建設当初の図面
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